・考


1Ds系次期モデルの画素数

 キヤノンはAPS-CサイズCMOS機では、以前は、画像品質を保つには800万画素がベストの選択と言っていましたが、その後、他社との競争のためか1000万画素機(EOS Kiss DX)を発売して現在に至っています。

 このことをフルサイズ次期モデルにあてはめて考えてみると、技術の進歩でキヤノンのAPS-C機が1000万画素でも良好な画像品質を保てているならば、なにも次期フルサイズ機を、もれ伝え聞こえてくるような、APS-Cの800万画素機と同じ画素ピッチ(6.4ミクロン)の2100万画素にとどめる必要はなく、APS-Cの1000万画素機と同じ画素ピッチ(5.7ミクロン)の2650万画素にして高画素数機としての性格を鮮明にしたほうがよいのではないかと私は考えています。
 2100万画素では、現行のEOS-1Ds Mark Uの1661万画素画像を1.3倍弱画素補間したのと同等の画素数にしかならず、インパクトが足りない気がしてなりません。

 一般に「画素数は1.6倍が解像度変化が目視できる差」と言われているようです。

 1Ds Mark Uの1661万画素の1.6倍は2658万画素ですね。
 EOS 5Dの1271万画素の1.6倍なら2035万画素ですから、5Dを使っている人は2100万画素あれば解像度が上がったことを実感できるのでしょうが・・・

 逆に考えれば、1Ds系次期モデルの画素数がAPS-Cの1000万画素機と同じ画素ピッチ(5.7ミクロン)の2650万画素にならずAPS-Cの800万画素機と同じ画素ピッチ(6.4ミクロン)の2100万画素にとどまるならば、やはり、キヤノンでは画素ピッチ5.7ミクロンではまだプロ機としての画質にはできないのだなと考えざるを得ないのですが・・・

(2007.06.09 DAIGA)


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